ほぼ雑誌作りとゲームとデザインの勉強ばかりしてた。雑誌は秋良さんの誕生日に無事仕上がってよかった。
ケーキ…。買えなかった。
調子は、「不安定だけど悪くない」って君は言うけど。ストレスだってそこまで貯まるほどでもないけど。やっぱり調子はおかしい。
はるはともかく、秋良さんが変。熱い。少し前に私が何をするときもすごいべったり真横に貼り付かれて、じっと見つめられてて。視線。感じるだけなのに。異常に熱かった。
夜中、逃げられないようにされて、私が嫌いな悪夢の話をずっとされた。なんで?いじわるしないで。
嫌だと叫んでも離してくれなかった。
その後いつもより長く気絶してたはるが起き上がって、いつものように日常のことをあれこれこなしてくれてるのを見て「僕じゃやっぱりだめなんだね……」って悲しそうだった。そんなことないのに。
たまに二人ともわがままで。こうしたい、って決められてしまうと。想いが強すぎて。振り回される。
はるもずっとふわふわくらくらする?みたいで、散らかしたまま寝落ちしてる日が増えた。
「ハルくんは我慢している自覚がない」って。メモ。たくさんの、熱を帯びた文章がスマホに残ってた。
メモのおかげで、どのくらいの頻度で具合が悪化するのか、だんだんわかって来た。
最近、言われる。
涼春って。私に向かって。
良く分からないけど、心配してくれてるのはわかったよ。
秋良さんも調子悪いんだよね。
それでも、気を遣っていつも最後まで起きててくれる。
大丈夫だよ。
一緒に涼春のこと見守ろうね。
