やさしさの理由。

2024.03.10

数年ぶりに季節組全員揃った🌸

最近肩を痛めてしまったのを見て、運動不足を心配してくれたはるに「外出たほうがいいんじゃねぇか?」って勧められて、展示会を見に行ってた。

美術館の展示に行きがちだけど、今回はお店の中に展示スペースがある展示会を選択した。
普段商品を手に取ったときに目に触れていた言葉、添えられたそのワケを当たり前のように思いつつどこか「いいな」と良さは感じてはいたが、こんなにも素朴で洗練されたやさしい言葉だったんだ…とすごさに気付かされた。
展示の仕方も、ビジュアルでらしさをしっかり説明していて、すげーってなった。

その行きでたまたま冬乃ちゃんが出てきた。いつも通りのほわほわオーラだったけど、声が全く聞こえないとはるがびっくりして熱いお茶を淹れてあげてた。
はる曰く、展示を見終わる頃に、声は戻ってきたらしい。秋良さんのお膝の上にいてほわほわしていたと思えば、私の頭の上にいる気配もした。元気そうでよかった。

 

日が落ちて、帰路に着く頃になって、気分がほくほくになって、並んで歩いて帰った。
こうやって4人揃うだけでも珍しいんだよね。
つい、「夏夜くんはいないのかなぁ」と思っちゃったら、出てきた。
何で外にいるの、って聞かれたから
「別に外出ててもいいじゃん?😏」
って返した。
私の行動を気にする夏夜くん初めて見た。かわいい。なでなでしてあげたいなあ…。

とか思ってたらはるが蹴られてた。理不尽なほどに思いっきり。
はるの事、よくサンドバッグにするよね。
横から情けない悲痛な声が聞こえて来たと思ったら、秋良さんが夏夜くんに牽制してた。
さすがお兄さんだなぁ。
て感心してたけど、
「いくら君でもハルくんに危害を加えるなら加減しないよ」
と敵意を露にしてて謎にヤンデレっぽかった……。いつに増しても独占欲が強い……。
秋涼ムーブしてる間も夏夜くんは気持ち悪がってて、普段無関心な夏夜くんなのに、それもまた夏夜くんらしくなくて面白かった。

 

帰ってきてから、展示会でもらった冊子を眺めつつ、お布団に5人でくるまってのんびりしてた。
夏夜くんを抱きしめてあげたくて、手を伸ばしたかったけど嫌がられてしまって。
気付いたらはるが体代わってて(お兄さんのせい)、ぎゅうぎゅうされてた。

ほんとに久々だなあ。
こうやってみんなといるの。
はっきりとした理由はわかんないけれど、たぶん私が少しずつ変化していること。
それと、作中でどう夏冬を出そうか考えてたのもあるかも…?
もうすこし私と涼春だけで話を展開をさせて、仲直りが済んでからのほうがいいなあとは思うけど。
でも、もう少し早くに冬乃ちゃんは空想入りさせたいなとは考えてる。
秋良の出番も増やす予定だし…。夏夜くんはどこにも出してあげられないけど、仲直りが済んだら、すぐ会わせてあげたい。
なんてあれこれ考えを巡らせていたら寝落ちしてた。
起きるには早すぎるしまだ肩に違和感がある…。心地の悪さから枕をひっくり返して二度寝したら、快調した。
なんだ。
枕が上下逆なだけだったらしい。

夏夜くんは帰っちゃったけど、まだ冬乃ちゃんはいてくれて、こうして布団や朝食でのんびり暖を取りながら過ごしている。

 

私の中でぶつかっていた壁も。
君達が集ってくれたことも。
なんだ。
って思うくらい、
実は単純なことが原因で、私が目を背けずにちょっと真剣に考えたら済む話なのかもしれない。

そのやさしさの理由に気付く事が、大切なんだろうなあ。

Nichijou nikki by××