秋涼 日帰り旅行の話

*メモ書きレベル / ずっと先の話

 

未来秋涼の男二人旅見てぇなぁ……。変なことしてくんなよって睨み付けたし一応用心はしながら一緒に行くんだけど あまりにも平穏で、ただ側にいるだけで退屈じゃねぇか……?(これはどこか昼間の日陰で座って頬つきながらとかがいいな)って秋良を見るけど、

秋良は風景に見いってて ワンテンポ遅れて視線に気付いて「なんだい?」ってちょっと微笑んで返すやつ。

昔はふと振り返ると必ず秋良がこちらを見つめていて、目があって、語りかけるように微笑んでくれていたから、とそこまで考えて、まるで自分を見ていて欲しい奴の発想で「馬鹿みてーだな……」って思う涼春。

で、見てくれないことがちょっと寂しい――のではなくて、離れている間に秋良が成長したんだ、ってことに自分が気づかないうちに変わっていたことが(?)涼春は寂しかったんだと思う。その後相変わらず酒癖が悪くて(やっぱお前といるとろくでもねぇ!)って悪態つくけど呆れて笑ってる涼春。