戯言

ブルースカル、マスターとの戯言

 

何者かに追われ、歩いて逃げている秋良
洞窟や建物をジグザグと歩き、角を曲がってドアに入る

「いらっしゃ~い、奥へどーぞっ♥️」
席へ座る秋良

“ご注文は”
「任せてもいいかな」
かなり高価な宝石類をテーブルに出して見せて
“承知した”

“いくつだ”
「2つ。恐らく…魔女の手下」
“少々手間がかかる。下準備が済むまでは、これを”
一杯のドリンクが出される
「ありがとう」

しばらくして、会計を済ませて店を出る秋良

「マスターマスターっ!今のイケメンだれぇ~~?しりあ~~い?」
“詳しい事は知らんな”
「ええ~~?うそだあ~~~~」
“客の情報をペラペラ言いふらす店主は嫌われる。アレコレ聞き出す店員も然り”
「ま~~ねぇ♥️」

(魔王と瓜二つの顔を持つ、青年よ)
(魔女に手を出したか。奴等は巧妙、気を付けよ…)

 

この話の前に「血が騒ぐ」とか言うマスターに対してやだ~!マスターったら!って
笑顔で叫んでバシンと音を立ててはたくクレシデアさんがいそう…
(空想世界に血は無いから)