ksd文ラフ

未題

「今日はもう遅い。詳しい話は明日以降、またここで行う事にしよう」「それまで、せいぜい羽休めをするといい…」脇に立つ自分から見て、魔王が城へ呼びつけた人間と、片翼の神(?)を見下ろしている。側にいた従者に命ずる魔王。「二人を、街の外れにある屋…

追想

レイカがでっちあげた婚約者の話(レイカサイドではもうちょい手前から数話分やる)***魔界の屋敷の庭を歩く秋良。(たぶん公務中の休憩)このところ、魔王の力が強くなっている…。何故だ。空想世界を支配している闇の力が強まってしまったからか。それと…

未題

(※ここから空想世界ストーリー軸と並行。)「元気がない気がするぅ~~~?」「……私の、勘違いならいいんです。」昼間の屋敷。掃除をする手を止めて、ユサは床を見つめる。ユサは、レイカに言うべきか言わないべきか悩んで、そして打ち明けた。彼女は「そ…

戸惑(準備中)

ユサの回想シーンここから(準備中)魔王に抱き起されるシーンから始まる。すぐに、もう一人の悪魔との出会いのシーン。そうして悪魔5人のシーンへ移るが……、なじめない悪魔。そうしてようやく認められ、悪魔の仲間入りを果たす。(ここで衣装チェンジ)そ…

逆境

レイカの一言を機に、魔王による空想世界支配が本格的に始動する。その支配は、魔界住民のみならず仲間である悪魔達にも強いられていた。空気が変わってしまった魔王城にて、ユサは思いを巡らせる。―――一人、屋敷のお掃除をしているユサ。屋敷の外をほうき…

思案

「もおおおおおぉ悔しいっ!!!」秋良の屋敷、共有の広間に飛び込んだレイカは開口一番そう叫んだ。地団駄を踏み、床をごろごろと転げ回る。広間へ通りかかったユサが、見かねて声をかけた。「ねぇ聞いてよユサっち!お堅い魔女達がさあ!『悪魔は生まれたて…

受難

火の神との記憶*秋良の設定魔王は、空想世界を支配し事実上の最高権力者になった。しかし、創造神に「あきらはあきらだよ」と言われてしまい、あの時役目を終えて消えたはずの秋良は、空想世界に存在し続けることになってしまう。秋良自身も”魔王に生まれ変…

未題(準備中)

魔王名付けのシーン。(準備中)  レイカがユサの恋心に気付く。すごくかわいいだろうなあ。レイカが気付くのは、魔王が名付けをしたあとかも。それ以前は自分が魔王に認められているとおごっているから、ユサの細かいところまでは見え…

決別

悪魔達の誕生を見守る魔王と他の悪魔達。そして誕生した悪魔は十数匹になり(※ここあとで数合わせ)、魔王城に活気が溢れて来た頃の話。魔王は、自身の城の地下へ降りていく。長く、暗い、黒い石造りの螺旋階段を降りた先にあったのはーー、同じく黒い石造り…

正直者と嘘つきの僕

「花畑の君と僕」、「魔王と秋良」の二本ごちゃまぜ。「伏線」の補完の話。  ***眠っている秋良。(屋敷か、もしくは白い装置の中か?後で決めておいて。黒く、フェードインしていく。)あの時。君と僕のどちらが正しくて、どちらが…

立会

ユサレイカとの出会いいくつものガラスケースが壁沿いに立ち並ぶ薄暗い実験室 ケースの中は液体で満たされ、人の形をした怪しい生物が浮かんでいる 黒いマントの人間が手に炎を灯し、ゆっくりと部屋の奥へ進んでいく そして、2つの割れたガラスケースを見…

伏線

過去の君と魔王の記憶僕は、■■■■のいた世界から、君のいる空想世界に連れてこられた。その時の僕は幼い少年で、元々弱い体だったから自力では立てないほどだったけれど、連れてこられた際に、君の大いなる力で立てるようにしてもらったんだ。花畑で読書を…