ksd文ラフ

戯言

ブルースカル、マスターとの戯言 何者かに追われ、歩いて逃げている秋良洞窟や建物をジグザグと歩き、角を曲がってドアに入る「いらっしゃ~い、奥へどーぞっ♥️」席へ座る秋良“ご注文は”「任せてもいいかな」かなり高価な宝石類をテーブルに出…

ユサとレイカの始まりの話

椅子に座るツノの生えた悪魔の後ろに立ち、その紫色の艶やかな髪を結んでいる緑髪のポニーテールの悪魔。「ねぇ」「ボクとキミ、どっちが先に産まれたんだと思う?」「残念ですが、存じておりません」髪を解かすか結び続けながら 伏せ目で「ボクも知らなーい…

末路

暗闇の中で横たわり、目が覚めたユサ。いけない 寝すぎてしまいました…… えっと。まだまどろみから抜け出せずにいるためにいつもと違う寝具の感触に心地よくなりつつ、辺りを見渡そうと手をつき、 触れた物に違和感を覚える。(斜めに、で上からカット入…

永誓

涼春との別れの挨拶を終えた、その夜。暗闇の中、ベッドに秋良を寝かせたユサは、背のない椅子に腰かけている。「いよいよ。明日、ですね……」返事がないことを承知で、ユサは独り言を言った。自分に言い聞かせるためだったそれは、闇に消え去ってしまうはず…

暗慈

※古いので書き直す女神視点の空想世界話を涼春視点にした話***「ハルくん、いいニュースが入ったよ」本当に少しだけ嬉しそうに「何だ。またオレをからかうつもりか?」←ここギャグっぽく「君が元いた世界に戻るてがかりが見つかったんだ」「...へ、マ…

沈痛

※これは空想でもやる涼春との会話その3か4、5涼春との会話中に、記憶が無くなっている涼春に詰め寄る話たぶん、帰ってきた後、数日経って落ち着いた頃に話しているんだと思う 僕の知らない世界の事を楽しそうに話してくれる。気持ちの整理にな…

告白

涼春達が火の島帰って来た翌日か数日後指先に力が入らなくなった。夜、屋敷で休憩をしていた時だった。カップの取っ手を掴んでいた指から滑り落ちた。案の定、中身はほとんど飲み干したから、ゴトリと音を立ててテーブルに転がるだけだったが。…。誰も、見て…

災難

火の島ヒナに再び会う話ダークサイドの秋良、二匹目が出る手前でようやく火の島儀式の間の近くに到着草の陰?岩の陰から忍んで見るかなりの強敵なだけに二匹目が出たときは、自分が魔王の力を使って出て行こうか悩んだ(けど、僕が出て行ったところで、闇の力…

良悪

空想世界に出現した女神との戦闘は休戦し、彼女は少年と共に魔王の支配下に置かれた。騒動はひとまず収まったと思われていたが、魔界の一角で、密かにざわつく声があった…。―――「―――かまいすぎじゃない?」「だよねぇ。」「アタシらの事ほっぽってさあ…