魔界ガールズトーク♥️パジャマパーティー

湯上がりに廊下を歩いていた涼春。
背後からレイカに捕まれ連行、ちょ、ちょっ!、と咄嗟すぎてろくに抵抗できず合間に部屋に押し込まれてしまう。
ベッドへ埋め込まれて顔をあげると、寝間着姿のユサが椅子に座ったまま驚いていた顔を(後方)こちらに向けていた。
(涼春さん!?って顔 もしかしたら寝間着姿は恥ずかしいものと思っているかも)

 

レ「よっしやるよぉっ!魔界ガールズトーク♥️パジャマパーティ~!!!」
涼「なっ!」
レ「こないだはほーんのちょっとしか聞けなかったから~~~あんなことからこんなことまで集中的に聞いていっちゃうぞ!」
涼「やめろ!は、はな…!離れない?!」
力強すぎだ…!←腕を回されて首ごと押さえつけられている
(ユサがどうしようもないですねって顔で一瞬写る)

 

レ「ねぇ~あっちではど~~だったのぉ??二人でなにしてたの???」
涼「あのなあ!!!修行しにいったんだぞ!?!?毎日くたくたで大変だったんだからな!!!」
レ「へ~~!修行!それは大変だったね!でもでも~」
レ「誰もいないところでは、一緒に寝たり手繋いだりしてたんだ?」耳元で囁く
涼「っ!」
レ「あ~~~もう~~!初々しいなぁ~!顔真っ赤~~!」
レ「でぇ?どんなだったの?」
涼「……」←久しぶりの野宿で狭い住居の中女神と背中をくっつけて寝たり、女神と手を繋いで夜の海辺を散歩したり(ここはポンポンっと絵で出す)
涼「う…うぁああああ!!」顔押さえたいのに押さえられなくてうなだれたまま爆発した涼春
レ「ひゃ~~~~!か~~わいい!ねぇそんな本気ならはっきりコクっちゃいなよ!好きって!」
涼「オオオれはそういう…んじゃ……」
レ「もごもごしてても顔は正直だぁ…(にやにや) 今のめがみんなら嫌がったりしないよぉ」
涼「そうは言っても…言えない事情が…っ…!」
め「何が問題なのよ」

 

涼「!!!!????」飛び上がる涼春
涼「な、な、…な!?」女神の顔から目がそらせない涼春 もうダメそう
め「大体、あなたが思っている事なんて筒抜けよ 今更言おうが言うまいが変わらないわ」
レ「たまたま廊下歩いていたから連れてきちゃった♥️」
涼「あああああああああぁ」
レ「あっハルちゃん壊れちゃった」
女「仕方ないわよ……あなたが質問責めにするから……」
レ「てへへ~っ」

ユサ(あはは…って顔でずっと机に向かっているユサ)
レ「あ、つぎユサっちに聞くからね!!」
ユ「ひえっ!?」
レ「だってさ~~なんかいいことあった顔してんじゃ~ん?ほらほら言ったらネンガンのガールズトーク参加できるよ?あるんでしょ?隠してること言っちゃいな!」
ユ「………」「………あ……あき……ら様に」「頬を撫でていただきました……」プシューって音でそう
レ「ほぉ~~」

涼春はまだ照れを引きずった顔で
涼「…先日のか?」って聞いてそう
レ「えっハルちゃん知ってたの?!」
涼「知ってるも何も、オレもいたし、女神も見てたぞ なぁ?」
女「……え、えぇ」

レ「ええ~~~~!!ずるいずるい!!!ずるい!!!!!!レイカも見たかった!!ってか!ハルちゃんたちが見てるまえでナデナデ…!!!」ダイダン…!
ユ「も、もういいですか!」涙目
レ「だ~~め~~!どんなだったのか一から百まで教えて教えて」じたじた
ユ「百もないですよ!?ただちょっとこう、手を差し伸べてくださって……その……秋良様の手は……優しくて、大きくて…頼りがいがありました……」

レ(にこにこにこ)
涼(ユサの見たことのない顔を見てへぇ…!って顔して一言)
涼「好きなんだな」
ユ「…!あの…!!その……「(レ)好きなんだよね」………はい」
何故かまじまじと見ている女神

ユ「私を認めてくださったあの方には……たくさんお世話になっているので……、少しでもご恩をお返したいのですが、ご迷惑をおかけしていないか……心配で」
涼「そんなことないぞ。きっと秋良も嬉しいと思う」
ユ「……だといいですね」にこ
ここで女神がスッと立つ

涼「女神。飽きたか?」
女「…」
涼「?」
ユ「あの、良かったらレイカさんのお話も聞きたいのですが…」
レ「おっ聞いてくれちゃう!?いいよいいよ!最近ね、アリーっちに誘われて~~」
涼春も女神の後を追って部屋を出る

 

女「今日は随分と賑やかだったわね」 後ろを半分振り向いて言う
涼「…?お前……」
女「なぁに?涼春」
涼「うーん…。何でもないぞ」
女「ちょっと涼んでいくから、先に部屋に戻っていなさい」
涼「分かった。遅くなるようなら迎えにいくからな?」

涼春が去って、その人物の周りに影が剥がれていく。
秋「……」