あつい涼めが

小さめの話。


「……めがみ、あつい」

「私は熱くないわよ」 熱血になった覚えはないのだけれど

「や……気温が…………」

「…………」立ち止まって涼春を見つめる女神
「…………んぁ……」
手から風を送る女神 立ち尽くす涼春

「もうちょっと強く……」
「自分でやったら?」
「あっ……………… それもそうだな」←困ったような恥ずかしそうな顔

「あー、すずしー……」
「……」