帰還してすぐの秋良の話 A

3の前後に入る、ユサに「今は断らせてほしい」の手前には確実に入ると思う。

●劇の登場人物

闇の王

闇の騎士

闇の令嬢

光の少年

光の神

ミラクルボックス

念じることで起動する(カントク曰く)
即席の世界を作り出す事のできる装置?らしい?(女神曰く)

世界の入り口を開けることに精通しているgateがミラクルボックスを開けることになる →gateで会場に来たお客さんごと連れていくことになる(会場がすでにgateを通った先にある即席の世界になる)

「では、始めるとしよ~う」

「」
「」
台本作り、の前に登場人物の整理をする。

で、休憩中に会場はどースンの、という話になりミラクルボックスの話題が出てくる。秋良がバーガーのようなカツサンドみたいなのを片手にしつつ話を進める二人。

仕様も起動の仕方も分からないことに見かねた秋良が女神を呼ぶ。

私にも分からない。触ったら爆発しそう、と言い出す。「!?」
女神がお手上げなので空想世界以外の世界に詳しい魔王なら何か知ってるでしょ、となり呼ぶことになる。
分かりませんね。って言われる即落ち2コマ。
だいたい女神が意識していないモノを魔王が知っているわけがないという論破を突きつけられる。(それはそうだ) どうやら魔法と似ているものを原動力にしているらしいが、似て非なるとのこと。

後ろからひょこっと登場したレイカにニコニコされる秋良。何で来たんだい?
分かるわけないけど涼春にも見てもらお、と呼んだが、やっぱりわからない。けどなんか、見たことあるような気がするんだよなぁ……と涼春はもやもやとする。

「何かお困りですか?」

「何でも直す屋のgateくん……!」

「あ……はい……!」(何で知ってるんだろう、の顔。)

「どうしてここに?」
「通りを歩いていたら幽霊さんの声がして……部屋の中から大きな声が沢山聞こえてきたので……」

「ちょっとこれ持って念じてみて」

これですか、見たいな顔で箱を受けとるgate。
よく分からないけど、自分に任されたのだから、とgateは”いつものように”力を使った。

「すみません。これ、どうやって使うんでしょう?勝手に開いてしまったんですけど……閉じ方とか……」

「すげぇ……開いたぞ……」
ガヤガヤしちゃう部屋にいる一同。

「お前、gateが来てるなら最初から呼べって……」
「そこまで細かいこと知ってるわけないでしょ。だいたい私もこっちに来てるんだから、見えてる世界はみんなと同じ。付きまといでもしてない限り把握できないから」

「……そうなのか。わりぃ」

gateが空想世界とミラクルボックスを最初に繋げる手助けを申し出てくれたが、念じ続ける役割は秋良に任せることになった。

せっかく集まったんだから、みんなにもダークサイドのことを聞いていってもらったらどうだ?と涼春。
帰ろうとする魔王を引き留める女神。えー帰らせてよ!とレイカも言い出すが、あなたしか知らない話あるんでしょ、と釘を刺される。それでも帰ると言いかけたがうってかわって聞きたがるレイカに折れる魔王。

他がカントクと話をしている間、秋良は窓際で女神と会話をしている。

君の手助けになれば、と秋良はお節介にならないか心配しながら言ってきたが、女神は「私のこと気に掛けてくれるのは有難いけど、脚本も演技も自分のためにやりなさいよね。(もう一人の自分にも)言われたんでしょ?」と助言をもらう。
結局最初にカントク達と言い出した話からだいぶダークな(原作に寄った)恋愛物語に仕上がった。カントクは泣いたが、ラブが入っているので許した。